「白髪マスカラ」は「まつ毛用マスカラ」で代用できない？【理由を解説】

この記事は大手メーカーで、20年以上白髪研究に携わっている研究者によって執筆されています。

白髪を鏡で見つけてしまうと、うまく隠せないかなと思ってしまいますよね。
髪全体を染めるほどでなく、数本の白髪だったりすると、余計に隠したくなりますね。

少しの白髪だったから、メイクの時にまつ毛用のマスカラを使って隠せるかな？

という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

少し気になる白髪をスマートに隠すことができれば、自信をもって出かけられるようになりますので、ぜひ参考にしてください。

【検証】まつ毛用マスカラは白髪マスカラとして代用できるのか？

結論から申し上げると、代用は不可能です。
まつ毛用でも一瞬なら隠せるのですが、髪の動きですぐ取れるので、まつ毛用マスカラで白髪マスカラを兼用することはおすすめできません。

そもそも白髪マスカラとまつ毛用マスカラは用途が違うため、配合成分の違いがあります。

今回はこの特徴の違いについて解説していきます。

白髪マスカラの4つの特徴

白髪染め大手メーカーのビゲン・ブローネなどから、白髪隠し専用ヘアマスカラが発売されています。
白髪マスカラとまつ毛用マスカラの違いを一覧表にまとめました。

白髪マスカラの特徴1 　髪色に合わせてカラーが選べる

白髪を隠すためには、髪色に近い色を選ぶ必要があります。

白髪マスカラなら、髪専用に開発されてますので、カラーの種類が充実しています。

まつ毛用マスカラでは、カラーが少ないので、自分の髪色と違ってしまい、余計に目立たせてしまう結果になる恐れもありますね。

そして、白髪マスカラの色を選ぶときには、自分の髪色よりワントーン明るい色を選ぶと、失敗が少なくておすすめです。

髪色にあわせてカラーを選ばないと、白髪隠しも台無しです。

白髪マスカラの特徴2 　髪に塗りやすいヘッドを選べる

白髪マスカラには、髪に塗りやすいヘッドが用意されています。

白髪マスカラは、均一に染められるよう工夫されたブラシが用意されているので、まつ毛用マスカラの細いブラシと比べて、短時間できれいに仕上げることができます。

実際に、応急処置として「まつ毛用マスカラ」で白髪隠しをしたことがある方なら分かるかと思いますが、均一に塗るのは至難の業です。

朝の忙しい時間や、出先で白髪に気づいて使うことを考えると、
白髪マスカラの方が、断然使いやすくて、きれいに仕上がります。

白髪マスカラの特徴3　色が長時間持続する

白髪マスカラの色持ち時間は約一日。

伸びた白髪を隠したい、というときには十分な色持ち時間といえるでしょう。

まつ毛用のマスカラでは、数時間で色が取れてしまうので、代用するのは考えものですね。

そして、白髪マスカラには、ヘアマニキュアの成分配合のものもあります。

こちらは、毎日使うことで少しづつ髪が染まっていき、次の白髪染めに行くまでの間のつなぎとして使うこともできます。

これなら、面倒な白髪染めの、頻度を減らすことができますね！

白髪マスカラの特徴4　美容成分配合など髪にやさしく白髪をカバー

白髪マスカラとまつ毛用マスカラの違いには、配合成分の違いがあります。

白髪について研究・開発された白髪マスカラは、髪のコシやハリを考慮し、髪へのダメージが少ない成分で白髪を隠してくれます。

少し価格は高く感じるかもしれませんが、コラーゲンやヒアルロン酸が配合されているものは、髪へのダメージが少なく、きれいに白髪を隠してくれて便利です。

白髪染めを繰り返している髪にも、ダメージをいたわってくれる美容成分がおすすめです。

「100円ショップ」の白髪マスカラでも大丈夫？

「１００円ショップ」の白髪マスカラなどは、おすすめできません。

近くの１００円ショップで「白髪隠しスティック」や「白髪隠しマスカラ」などを見かけた方も多いはず。

一般の白髪マスカラと比べると、価格が断然安いので、
「ちょっと白髪を隠すだけでいい」
という理由で使ってみたいとお考えの方も多いかと思います。

しかし、いざ使ってみると、

「塗ったところの髪を触ると、手に色がつく」
「白髪が一応隠せたけれど、ツヤがあって悪目立ちしてしまう」
など、白髪が隠せたとは言い難い状況でした。

やはり、白髪マスカラは大手メーカーなどの開発したものが安心ですね。

白髪マスカラの選び方

ここから、研究員の目線から選ぶべき白髪マスカラをご紹介していきます。

1. 自分の髪色よりも少し暗めのカラーを選ぶ

ヘアマスカラは、髪につけると薄くなる見えることがあるので、自分の髪色よりも少し暗めの色を選ぶと、良いでしょう。

最近では、ヘアカラー剤を作っているメーカーは、同色のヘアマスカラも販売しているケースが多いので、その場合はセットで使用していきましょう。

2. 髪質を改善する美容成分が入っているか

髪をケアしながら白髪も隠すことができるため、植物性のオイルなどの髪にハリやコシを与える成分が入っているヘアマスカラを選ぶようにしましょう。

コラーゲン、ヒアルロン酸も成分に入っていれば、なお良しです。

3. 使い勝手の良いコームの形状を選ぶ

ブラシやコームなどヘッドの形状は非常に重要です。

広範囲に対して塗る場合は幅の広いコームタイプ、細かい部分であったり、本数があまり多くない白髪にピンポイントで塗る場合はブラシがおすすめです。

特にコームタイプの中でもプラスチックの素材のものは、材質自体が硬いので、小回りが効かず使いにくいケースが多いので注意が必要です。

4. 持続期間で選ぶ

ヘアマスカラは一時染毛剤として分類されている通り、髪の負担になりにくい反面、持続力がないことが多いです。

そのため長時間の外出を行う方は、持続力が長いことを訴求しているヘアマスカラを購入しましょう。

人気の白髪マスカラ【おすすめ3選】

白髪って、朝出かける前や出先で鏡を見たときなどに目についてしまうものです。

そんな時に短時間で、さっと白髪隠しができるように「白髪マスカラ」を１本用意しておくだけで、慌てずスマートに出かけられます。

最近話題の、白髪マスカラをご紹介します。

【おすすめ白髪マスカラ】ドクターシーラボ　ボタニカルヘアマスカラ

皮膚科学に基づいた、日本生まれのスキンケアブランドである「ドクターシーラボ」のボタニカルヘアマスカラです。
ノンシリコン・ノンパラベン・無香料で、植物由来色素と植物美容オイルを使用した白髪マスカラは、自然派スキンケアメーカーならではの配合と技術力といえます。
白髪を隠して、しっとりした美しい髪に仕上がります。

【おすすめ白髪マスカラ】SUNA COLOR　式部染めヘアマスカラ

今までの白髪染めでジアミンアレルギーを引き起こしたことがある方もいらっしゃいますよね。

そのような方におすすめしたいのがSUNA COLOR　式部染めヘアマスカラです。

式部染めヘアマスカラは、酸化染料のジアミンを使っていないため、安心してご使用いただけます。
そして、100％植物由来色素の、髪にやさしい白髪マスカラです。

使い方は、白髪を隠したいときに、さっと塗るだけでOK。

自然乾燥なら5分程度放置（ドライヤーを使うと早く乾きます）すれば、きれいに白髪が隠せます。

後は、白髪のことは忘れて、一日を過ごせます！

さらに、キューティクルに働きかけて、少しずつ白髪が染まる効果があり、次の白髪染めまでのつなぎにも使えます。

【おすすめ白髪マスカラ】ビゲン　ヘアマスカラ

ヘアカラー大手メーカーのビゲンから発売されているヘアマスカラは、なんといってもカラーが5色とバリエーションが豊富なところが魅力です。

コームタイプで、髪に絡みにくく、コームの中にあるスポンジが、髪への密着度を高めてしっかり白髪を染めてくれます。

まとめ

白髪を隠すには白髪マスカラをおすすめする理由と、まつ毛マスカラとの違いについて解説してきました。

いつまでもきれいな女性でいたいなら、白髪ケアは外せませんね。

少しの白髪で悩むくらいなら、ぜひ白髪マスカラを使ってみてください。

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